皆さん、こんにちは!りょちです。
アフィリエイトやサイトのSEOについて詳しい方であれば誰しも一度くらいは使ったことのある有名なツール、「アラマキジャケ(aramakijake.jp)」ですが、このツールは本当に「使える」ものなのかという疑問についてお話します。
というのも多くのアフィリエイターや企業のSEO担当者にとってキーワード選定というのは非常に大切なことです。事前にキーワードの検索ボリュームを把握することでSEO対策も変化してくることでしょう。
では、今回は僕個人的に思う「アラマキジャ」についての感想と無料で使える代替ツールをご紹介したいと思います。
もくじ
個人的には「アラマキジャ」は使えない?
そもそも何故こんな記事を書いているかというと、僕自身があまり「アラマキジャケ」を使わなくなった上、少し検索数に疑問を感じているからです。
多くのアフィリエイターは無料なのに結構使えるっと言っているのを見かけますが、何度も使っていくうちに検索ボリュームの数がそもそもあまり正しくないような気がしてきました。
確かに検索ボリュームは時期によっても多少は変動します。しかし、それらの平均を取っている数値だとしてもどうしても納得出来ない事がよくありました。
では、実際に僕がそう思う根拠を検証結果と共にご紹介します。
「アラマキジャケ」は無料で使えるツールで何度も利用させて頂いたので感謝はしていますが、精度という面では少し疑問を感じているというくらいのニュアンスで受け取って下さい。また、これから紹介する検証結果はあくまで個人の意見ですので、例外もあるかもしれません。
「アラマキジャケ」を実際に検証してみた
今回は1つのキーワード(キーワードをAとします)で流入のあるサイトを使って検証を実施しました。検証方法はGoogleのサーチコンソールを使用して、Aという単語の実際の「表示回数」を調べます。その表示回数とアラマキジャケの検索結果を確認してみるという方法を取ります。
ちなみにGoogleが定める「表示回数」の意味が下記の通りです。
表示回数 – Google 検索結果に表示されたサイトへのリンクの数です。表示回数は、ユーザーがこの検索結果のページにアクセスしたときにカウントされます(スクロールして検索結果を表示しなかった場合でもカウントされます)。ただし、ユーザーが検索結果を 1 ページ目しか表示しなかった場合、2 ページ目以降に表示されるはずだったリンクは表示回数にはカウントされません。カウントは、プロパティごとまたはページごとに集計されます。スクロールが無限に続く検索結果ページ(画像検索など)では、スクロールにより実際に表示された結果のみが表示回数としてカウントされます。
キーワード「A」の表示回数
では、早速実際のAというキーワードの表示回数を見てきましょう。
ご覧のように1月中旬から4月中旬の合計表示回数が「4735回」となっています。4月上旬に大きく表示回数が増加している以外は安定して50回/日程度表示されていることが分かります。
月の平均に換算すると、おおよそ1183回の検索があり、このサイトが表示されていたことが分かります。
このサイトは検索順位もトップページから一度も外れていないので、表示回数=検索回数であることに間違いは無いと思います。
つまり、Aというキーワードの検索回数の実態は1183回/月というのが答えな訳です。
「アラマキジャケ」の検索回数を調査
では、アラマキジャケではどのような検索回数になっているかを同じAというキーワードで調査してみます。
ヤフーが286回でGoogleが234回という検索回数になっています。合計したとしても520回/月という答えになっています。
実際の検索回数(1183回/月)の半分程度の検索数になっていることが分かります。
今回の検証で分かったことはアラマキジャケの検索予想回数はかなり少なく見積もられているということが分かりました。実際に他のサイトで見ても同じような結果が得られました。
アラマキジャケを利用する際は予想検索数の倍くらいの検索数があるとみても良いのかもしれません。
僕がおすすめするツールは「UBERSUGGEST」
では、何を使ったら良いか分からないという方のために、僕個人的にオススメしたいのが「UBERSUGGEST」です。
「UBERSUGGEST」でも同様の検証を実施
実際に「UBERSUGGEST」を使用してAというキーワードの検索ボリュームを調査してみました。
ご覧のとおり、表示回数が1600回と表示されています。実際の検索ボリュームが1183回なのでどちらかというとこの「UBERSUGGEST」の方が精度が高い検索回数を出してきてくれている印象です。
ただ、残念ながらグラフの検索回数はあまり参考にはならないような気もします。実際にはそれほど検索回数にもアクセスにも大きな変動は無かったので、上記画像のように検索回数が伸びた訳ではないはずです。
最後に
今回は検索ボリュームを調べるのに使う「アラマキジャケ」が使えるツールなのかという点でいろいろと検証してきました。
アラマキジャケにしてもUBERSUGGESTにしても表示される検索ボリュームはあくまで目安でしかありません。おおよその検索ボリュームが分かれば、記事を書いていく気力も出ますし、SEO対策もどこまでやるかが変わってきます。
ただ、どのツールを使うとしても参考程度に捉える方が良さそうです。アラマキジャケが使えない!と思っていた方は一度試しにUBERSUGGESTを使ってみて下さいね。
今回は1つのキーワードで検証結果をご紹介しましたが、検索キーワードによっては精度が左右します。普段使っていて僕の実感としてどちらかというと「UBERSUGGEST」の方が精度が高いかな?と感じた程度の差です。参考にしてみてください。
キーワードの探し方については下記の記事で詳しく書いています。各キーワードツールの詳しい説明や、キーワード選定のコツを知りたい方は読んでみて下さいね!