ブログやアフィリエイトサイトを運営していて多くの人が疑問になることがある「何文字書けば良いの?」っといった疑問に今日は僕なりの意見をお話していきたいと思います。
数年前までは800文字以上を目指しましょうっと言っている人もいたり、最近では1500文字は絶対に必要だという人までブログの文字数に関してはいろんな意見が存在します。
ブログ運営の初心者からしたら何が正解なのか分からないということもあると思います。僕自身が5年ほどアフィリエイトサイトの運営をしてきた経験から僕なりの答えを事例を含め、ご紹介します。
もくじ
文字数を意識する人の多くはSEOの心配をしている
そもそも皆さんが文字数を気にする理由はなんですか?
多くの人の答えは…「SEOで有利になりたい(不利にはなりたくない)から」ではないでしょうか?
僕自身も記事を書く時はやっぱりSEOは意識してしまうのが現状です。だってGoogleに記事の価値が無いと思われたらアクセスは壊滅的なことになるから仕方ないことですよね。
では、SEO的に良い記事とは何か?という点ですが、一言で言うと…
「検索キーワードに対する適切な答えを書いているか」
ということだけなんですよね。
だから何文字書けばOKとか最低1500文字以上とかっていう絶対的な決まりなんてありません。
僕はキーワード毎に適切な文字数があると思っています。だからブロガーやアフィリエイターが意識しないといけないのは文字数以上に、「適切な答え」が用意出来るかどうかということです。
文字数のSEO実験結果
文字数に対する疑問はいろいろと考えていても答えは出てきません。
そんな中最も信頼できる情報を取るために、自分で実験してみようと思ったのです。ここからは実際に僕が実験した結果をお伝えしていきたいと思います。
同じ商標キーワードかつ新規ドメインでサイトの順位を計測
今回の実験は同じ商標キーワードで新規ドメインを同時に取得し、「商標+効果」というキーワードで約半年間の順位変動を計測してみました。
用意した記事数はAサイトで約5000文字、Bサイトで約2500文字です。文字数で言うとAサイトの方がBサイトの倍近い文字を入力してある状態です。2018年10月2日に両者ともサイトを立ち上げました。
そして、実際のサイト順位計測結果はこのような結果になりました↓
サイトAの検索順位計測結果「商標+効果」
ご覧の通り、インデックスされ検索順位が付くまでに時間がかかっています。おおよそ2か月くらいでやっと95位というランキングとランクインです。その後も上下変動が激しく、上がってきているものの安定しない印象です。
サイトBの検索順位計測結果「商標+効果」
こちらは文字数が少ないにも関わらず、アップ後3週間ほどで80位にランクインしているのが分かりますし、インデックスされてからは順調に順位を上げていることが分かります。
また、サイトAと大きく違うのは順位変動がそこまで上下に乱れていないということです。
文字数に対する考察(大事な2点)
この実験からして1つ分かった事は「文字数はそんなに関係ない」ということです。実際に文字数が少ない記事の方が安定していますし、上位表示することが出来ています。
何がこの違いを生んだのかというと、文字数の他に変えたのは記事の内容です。
網羅性
Googleが大事にしているのはいかにそのサイトが検索キーワードに対して網羅性があるかということです。
ただ、網羅性といってもダラダラと関係の薄い内容の文章をいっぱい書けば良いという訳ではありません。出来るだけ短い文章で簡潔にキーワードに対して網羅性を持っているかが大切になってきます。
サイトAに関してはとにかく長く文章を書くように気を配りました。なんでもかんでも網羅するために無駄な文章もたくさん入っています。
一方でサイトBはとにかく簡潔に書き、商標の詳しい説明などは省き、商品の効果が分かるのに必要な情報だけを網羅して執筆するように気を配って記事にしました。
これがサイトAとサイトBの大きな違いです。
検索意図をくみ取れているか
サイトAとサイトBで他にも違いを敢えて出して記事を書いています。サイトAではとにかく網羅するために商品に関する情報をたくさん掲載しています。
例えば、「商品の解約方法について」などです。これは「商標+効果」というキーワードで検索してきた人にははっきり言ってどうでも良いことです。商品の効果を知りたい訳ですから解約なんて今は気にしていない検索ユーザーが多い訳です。
つまり、検索意図を全くくみ取れていない内容もたくさん書いてあるという状態。これらの関係のない文章で文字数を増やしたとしても全然SEO的には良い方に働かないということが分かりました。
ブログやアフィリエイトで必要な文字数
今回の実験結果でGoogleは文字数をそこまで重要視していないことが分かりました。実験用にやった事以外にも僕自身日々いろんなサイトを運用していても感じますが、Googleは文字数に対してそこまで重要視していないのは明らかです。
ただ、極端に少ない文字数だと話はまた変わってきます。上位表示(1位~10位)しているサイトの文字数を計測し、どの程度の文字数を書いているかは事前にチェックするようにしましょう。
ライバルサイトが2000文字書いているところに2~300文字で戦っても残念ながら勝てる見込みはほとんどありません。
僕が思うのは1500文字~2500文字くらいあれば、あとは内容の勝負になってくるのではないかと思います。実際にあなた自身で上位に上げたいキーワードでライバルの文字数をチェックしてみて下さい。
ライバルのブログ・アフィリエイトサイトの文字数を確認するツール
文字数を確認するぞ!1、2、3…と1文字1文字目で見て数えてはいけません。こんな人はいないと思いますが(笑)
無料で使える便利なツールがあるのでそれらを使って、自分のサイトの文字数やライバルサイトの文字数を確認してみて下さい。
Google Chromeの拡張機能
Googlechromeには拡張機能があります。この拡張機能を使うことで簡単にブログの文字数を調べることが出来ます。
使い方は簡単で文字数を計測したい文章を選択し、右クリック、その後、「選択した文字の文字数をカウント」をクリックしたら文字数を簡単に計測することが出来ます。
文字数を計測したい文章を選択してください↓
「選択したテキストの文字数をカウント」をクリック↓
以上のように無料かつ簡単に文字数を出すことが出来ますので、是非利用してみて下さい。
文字数カウントツール
普段Googlechromeを使わない方は「文字数カウント」を利用すると良いと思います。使い方は非常に簡単で、文字数を数えたいものをコピー&ペーストするだけで簡単に調べることが出来ます。
文字数を計測したいものをコピペ↓
「文数を数える」をクリックする↓
このように一瞬で文字数を調べることが出来ますのでなかなか便利なツールですね。
最後に
ブログに関する文字数はどれくらい必要なのか?という視点で実験を含め、僕なりの意見をいろいろとお伝えしてきました。
まとめると、初心者の方は最低で1500字~2500字くらいを書くイメージを持っておき、常にキーワードに対しての答えをちゃんと入れているかをとにかく意識してみて下さい。
5000文字書いたからといって上位表示される訳では無いということを頭に入れ、無駄にダラダラと文章を長くするのは控えるようにしてみて下さい。
あとは、自分自身でいろいろと実験してみると意外な結果が出たりして面白かったりします。ライバル不在のキーワードによっては500文字程度で上位表示してしまうことだって中にはあります。是非、いろいろと試してみて下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。では!